Perlのオブジェクト指向で書かれたソースを読むのに役に立った本、環境について

仕事でオブジェクト指向で書かれたPerlを読む機会が最近多い。
スクリプトを読み、書きすることはよくあるけど、オブジェクト指向で書くことはあまりない、というか実践では全くなかった。
そのため、業務でも効率が悪く、読むペースが遅かったので、時間を作って勉強してみた。
以下にオブジェクト指向のPerlを理解するにあたってのオススメを記載する。

ちなみに、Perl自体の理解には過去に記事を書いたので、参考にしてください。

新人エンジニアにオススメ!Perlをある程度使いこなせるまでに参考になるサイト、書籍

この一冊あればオブジェクト指向の理解ができる

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深沢 千尋

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自分のようにオブジェクト指向素人向けの内容

オブジェクト指向で書いたことがある人がいれば他の言語でも理解が早いと思います。
しかし、自分のように全くの素人の場合だと、まずはオブジェクト指向が何か、メリットはなにかなどの理解が必要かと思います。

この本についてはそのへんが詳しく記載しています。
そのため、これまで他言語でオブジェクト指向を使ったことがある人なら、逆に冗長な内容になりますが、素人にはかなり理解しやすい内容と思います。

オブジェクト指向にしていくプロセスが細かく、動作内容があるため、理解がしやすい

オブジェクト指向にしていくことで、名前空間がどうなるか、とても細かいSTEPで記載してくれています。
それぞれにコード、実行結果が出力されるため、自分で動作してみた時と内容を合わせながらみれるため、効率的に理解できました。

Eclipse+EPICでむちゃくちゃ捗る

自分はPerlの読み書きは、VIMでやっています。
しかし、オブジェクト指向のように書く場合は、ソース量が膨大な場合が多く、メソッドが呼ばれているファイルが多岐に渡る場合が多く、VIMでは限界があります。

Eclipseを使えば、メソッドが呼ばれているライブラリのファイルまでクリックで飛べたり、
変数の内容が確認できたりと便利な機能がとても多いです。

あまり、PerlでEclipseを使うイメージはあまりありませんが、使ってみるとかなり便利です。

簡単な調査はackコマンド、あるいは、findコマンドが便利

ackコマンドは、ソースの調査でかなり便利です。
RedHat系なら下記のコマンドでinstallできます。細かい使い方の詳細は、manページで確認して下さい。

[bash]
sudo yum -y install ack
[/bash]

ackがinstallできないならfindで

だいたい以下のコマンドでソース検索します。

[bash]
find /path/to/dir -type f |xargs grep "検索したい言葉"
[/bash]

これらはEclipseの起動が面倒だったり、ちょっとした検索に便利になります。

その他

Perlでオブジェクト指向ってあまりないかもしれませんが、参考になればと思います。

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