最近いろんなサイトが海外からのアクセスを受け付け内容な設定になっていることが多い。自分もアメリカのサイトに日本からアクセスしてだめだったらその逆もあったりした。
そこで役にたつのがProxyまたはVPNである。
VPNの場合は、IPレベルで変更されてしまいいろいろなプロトコルのルーティングが変わってしまうので、私はずっとProxyを使っている。
Proxyを使う上でおすすめの設定を以下の通りまとめる。
Proxyサーバは無料のものは特に気をつけよう。。
Proxyサーバを利用するとWebの情報がProxyサーバに情報として残ってしまうので、無料のものは使わないほうがいいと思う。
アカデミックの目的で公開している大学などもあるかもしれない。その場合は匿名性をちゃんと担保しています、となっていてもそれを確認する方法はない。
そのため、多少有料になってしまっても自分でProxyは建てるべきだと思う。
私は日本からのアクセスを実現するためには、さくらのVPSサーバのメモリ1Gのプランを契約して立てている。
海外のVPSはまた別の海外用のサーバを契約している。
ここではProxyサーバの構築方法は割愛するが、OSSであるsquidサーバを使っている。
Proxyサーバを立てたらPACファイルを作ろう。いちいちProxy利用をOn/Offするのはめんどくさい。
Proxyサーバを作ったらMACやWindowsからProxyを使うことになるが、ただ単純に使うのではなくPACファイルを利用しよう。
単純にすべてProxyさせてしまうと、Youtubeなどアクセス元が関係ないものもProxyさせてしまうため、表示が遅くなってしまう。そこでPACファイルを使う。私は以下のようなファイルを作成した。
function FindProxyForURL(url, host)
{
if (shExpMatch(host, “*ドメイン*”)){
return “PROXY IPアドレス:ポート”;
}
else if (shExpMatch(host, “*ドメイン2*”))
{return “PROXY IPアドレス:ポート”;}
else if (shExpMatch(host, “*ドメイン3*”))
{return “PROXY IPアドレス:ポート”;}
else {return “DIRECT”;}
}
上記のようにすることでドメインごとにProxyサーバを経由させ、それ以外は直接のアクセスにさせている。
PACファイルはローカルファイルから読み出せなくなっているのでローカルにHTTPDサーバを建てる。
Windowsの場合は、xamppサーバをインストールしローカルにApacheを入れた。
https://www.apachefriends.org/index.html
MACの場合は、ターミナルから以下のコマンドでサクッとhttpdサーバを立てた。
$ python -m http.server 8000
あとは、Proxyの設定項目からlocalhost:port/hogehoge.pacファイルと指定することでPACファイルの展開終わり。
これをしてから非常に快適になったのでぜひおすすめ。
Leave a Reply