クラウドの時代に今更CCIE?っていう人は多いと思うが、
実は結構まだまだ需要がある。特にソフトウェア経験があり、CCIE持っています、という人はかなりの需要がある。おそらくCCNAレベルのネットワークに関する知識はもういらないっていうは事実だろう。
シスコのスイッチやルーターで設定する、なんてことはほぼない。むしろ、クラウドでポチポチするだけで簡単にセグメントが切れてしまうし、ダイナミックルーティングもポチポチするだけで設定できてしまう。
一方、CCNP/CCIEレベルのネットワーク知識を持っていると、
Hybrid Cloud環境をどうデザインするのか、また、クラウドプロバイダー側でネットワークの設計をどうするか、という時には非常に役に立つ。
したがって、エントリー、ちょっと経験があるレベルのネットワークエンジニアが不要になったのは事実だが、上級のエンジニアの需要は引き続きあるのは事実である。
CCIE/CCNPはスキルの証明が楽
海外で就職したいと思ったことはエンジニアの人なら一定数はいると思う。
そのために、コーディング試験を突破するために、LeetCodeを必死に勉強するだろう。
ただし、それはプログラムにおいては、ほぼ公的な証明がないからだと思う。ネットワークであれば、CCNP/CCIEという誰もが認める客観的な指標があるため、当日ネットワークのスキルの確認をしなくてもある程度その人のスキルを評価してもらうことができる。
もし仮に面接で落ちても、この資格を持っているとどこかの企業はそれだけで採用してくれる会社もあると思う。
一方コーディング試験のほうは、コーディング試験に向けて勉強しても結局のところ、落ちてしまったら、その間にせっかく勉強したスキルを証明することが難しく、採用の時にも伝えるのは至難だろう。それはCCNP/CCIEの試験に結果的に落ちてしまっても同様といえるが、CCNP/CCIEは試験として対策がやりやすい。
そのため、CCNP/CCIEは勉強してその時間を損してしまった、ということになりづらいと思う。
CCIE取得に向けての道筋
CCIEの試験概要はここにある。
CCNPはここにある。
みるとわかるが、CCIEはいきなり取得できない。認定となるためには、CCNPのコア試験(350-401 ENCOR)を合格しないといけない。
つまり、CCIE取得のためには、以下の順序で対策がいる。
- Implementing and Operating Cisco Enterprise Network Core Technologies (ENCOR 350-401) (CCIEクオリファイ試験)
- CCIE Enterprise Infrastructure v1.0 (CCIEラボ試験)
試験対策方法
今いろいろと調べている。Ping-Tで対策するのが王道であると思うが、
Ping-Tの試験問題はシスコのアップデートについていけてないところもある。
ただ解説はすごいボリュームなので素晴らしいツールの一つであるが、英語の試験対策などをみると、選択肢がもっと広がるので、ここは自分でやってみて試験を受験しアップデートしていこうと思う。
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