去年からストックフォトで趣味の写真を登録している。
一眼レフの価格が劇的に下がっていること、また、終身雇用がなくなりつつある日本で最近の副業ブームがあいまって、ストックフォトは数年前から結構流行っている。その波にのって私も初めてみて、約半年近くたった。この半年間での考察をいかに述べる。
ストックフォトは本当に儲かるのか?
結論からいうと、儲からないと思う。儲かったとしても、非常に効率の悪い商売と言えると思う。
私の場合だが、初めて半年近くで、2枚しか売れてない。金額でいうと、8000円。
内、自分の取り分と成るのは手数料引いて3000円程度。
時間は大量に使っている。
画像のレタッチ、画像のタグ付け、これらを考えると、これまでに50時間は優に超えたと思う。
ただ、売れていないのは自分の写真がいけてないからということも考えられる。しかし、以下の数字を見れば一般的に儲からないことがわかるかと思う。
ほとんどのユーザは写真がほとんど売れてない。
現在PIXTAのクリエーター数は、111,935名。
私の累計販売数は10730位。それを考慮すると、写真が2枚売れているのは、約一割。
つまり、圧倒的多数のユーザは写真が全く売れてないといっても過言じゃない。
儲からない。しかしストックフォトを続けるメリット。
儲からないけど、私は続ける意味はあるかなと思う。
それは、一つに、自分の写真のレビューを受けるのが楽しいからだと思う。
PIXTAの場合だが、写真を販売するにあたり、審査がある。その時にNGとなった場合の理由が簡素だが示される。
それらを元に自分の写真の何が悪いかわかるので、自分の写真を客観的に見るいい機会になり得ると思う。
(もちろん写真のうまさだけでなく、ストックフォトとしての価値を判断されるので一概に正しい評価とは言い切れないが)
また、PIXTAのシステムの場合、アクセス数が写真に表示される。それを元にどういう写真が評価されるのかが定量的にわかる。これも自分の写真を客観的に見るいい機会となっているなあと思う。
その他
ストックフォトはいろんな会社があるが、PIXTAがいいかなあと思う。
いろいろと見たが、タグ付けが簡単、アップロードのしやすさを考えると、一番いい。
ちなみに、自分のアカウントはこちらです。
->PIXTA
少し見させて頂きましたが、あれで売れないのか~・・・と、厳しいですね。
でもいくつか見て、タグ付けは確かに余り上手くないような気がしました。
動物好きなのでパッとリスの写真が目に入ったんですが、アクセス少なかったです。
「リス」だと多分沢山有るんでしょう。「野生のリス」「アメリカのリス」「世界のリス」
・・・などで検索があるかは不明ですが、種類が分からないにしてもこれぐらいの方が
探している側には分かり易かったかもしれません。
コメントありがとうございます。
そうですね。タグ付けは趣味であるレタッチ、撮影とは関係く個人的には苦痛な作業なのでうまくできていなかもしれませんね。
PIXTAでは儲けようとするよりは、楽しむくらいの感覚がいいかと思いますよ。
ストックフォトは基本の知識がないとまず売れません。写真テクニックとかそういう知識ではありません。あと、ピクスタなんかはいくらやっても儲かりません。ほんの一部の売れてるカメラマンを引き合いに出して新規の写真を集めているだけで、うまく使われている事に気付いた人がどんどんやめていきます。
確かに生活できるレベルの人はプロだったり、早めに始めた一部の人間のように感じます。そのため、小遣い稼ぎでやる程度の感覚でやるのがいいのかと思います。
ピクスタのような安売りビジネスは早晩自爆する運命にあります。自身の写真が使われる事を夢みる撮影者をうまく利用するだけの商売です。下手くそであれ、途中で納品をやめるであれ、ピクスタには商品として残る訳です。それがピクスタのビジネスモデルです。やめる事は織り込み済みで新たな登録者を増やし込み商品数をボトムアップしているのです。